CAREERS 社員インタビュー

異なる部署の2人が向き合う「共通のゴール」。マーケティング×インサイドセールスで生み出す価値とは

PRAZNAという会社を長く付き合えるパートナーとして認識してもらうために——。マーケティングを担当する志村愛さんと、インサイドセールスを担当する隅田順子さんは、異なる部門に所属しながらも同じゴールを目指して活躍しています。ともに入社してから、互いの強みから学び合ってきたという2人。現在の仕事に、どのような意義を見出しているのでしょうか。

社員インタビュー

志村 愛(しむら・あい)さん

マーケティング部 サブマネージャー
前職では約10年にわたりウェブディレクターとしてPC・モバイルサイト・スマートフォンアプリの企画やディレクション業務に従事。2012年11月にPRAZNA入社。

社員インタビュー

隅田 順子(すみだ・よりこ)さん

ソリューションセールス部 インサイドセールスグループ
前職ではモデル事務所に勤務し、社内ウェブマスターとしてサイト運営管理やコンポジットの制作・販売などに従事。2011年9月にPRAZNA入社。

同じ部署で学び合ったこと

──前職は2人とも今のお仕事とは少し違うお仕事なんですね

社員インタビュー 志村
私はアプリやサイトを受託制作する会社で働いていました。その前は動画配信のインフラを提供する会社で動画コンテンツの制作ディレクターを務めていたこともあります。ずっと受託制作の仕事をしていたので、次は自社サービスを持つ事業会社で働いてみたいと考え、PRAZNAへ転職しました。
社員インタビュー 隅田
私はモデル事務所という、まったくの異なる業界から転職してきました。当時はモデルのコンポジットを制作したり、ホームページの進行管理を担当したり。そうした仕事を通じてITに興味を持つようになり、自分自身の可能性を広げるために転職をしました。

─転職後は、それまでのスキルを生かして働くことができましたか?

社員インタビュー 志村
活かせていると思います。入社してすぐは自社サイトのコンテンツを制作する仕事を担当していました。当時は隅田さんとも同じ部署だったんです。
社員インタビュー 隅田
私は当初、コンシューマー向けの「OKWAVE」の広告部署を経験し、その後にコンテンツ編集・企画の部署に移って志村さんと一緒に働いていました。私は違う業界から来たので、当初は仕事の進め方やルールに戸惑いましたが、ディレクター経験を生かしてテキパキと仕事をこなす志村さんを見て、たくさん勉強させてもらいました。
社員インタビュー 志村
そうだったんですね。私は逆に、隅田さんの丁寧な仕事の進め方を見て勉強していました。何千人、何万人といった方たちに向けてメールマガジンや広告の仕事をしている中でも、隅田さんは個別に寄せられるご質問などに丁寧に対応していました。私はどうしても大きな単位で考えてしまいがちだったので、隅田さんの丁寧な対応から学んでいました。
社員インタビュー 隅田
今では、互いに得意な部分を伸ばして、それぞれに向いている仕事をしているのかもしれませんね。
社員インタビュー

PRAZNAを「長く付き合うパートナー」として認識してもらうために

──現在、志村さんはマーケティング部門に、隅田さんは営業部門に所属しています。それぞれのチームで担っている役割を教えてください。

社員インタビュー 志村
私はマーケティング部で新規顧客獲得を担っています。PRAZNAでは営業が足で稼ぐのではなく、マーケティング部がオンライン・オフラインのセミナーや記事広告などのコンテンツを通じて新たなお客さまからのお問い合わせを獲得しています。同時に、既存のお客さまへとの継続的な関係づくりも重視していて、PRAZNAを長く付き合うパートナーとして認識していただけるように活動しています。

──マーケティング部はどのような市場を開拓しているのでしょうか。

社員インタビュー 志村
主力サービスであるOKBIZ.は、企業のカスタマーサポートなどのシーンで取り入れられています。さらに最近では社外向けだけでなく、社内のシステム系や労務系の問い合わせ対応を円滑化するための提案も強化しているところです。システム部門や人事部門には、社内から同じような内容の質問が集中しがちですよね。社内FAQサイトを整えることで、こうした部門の負担を軽減できます。

──隅田さんが所属するインサイドセールスグループの役割についても教えてください。

社員インタビュー 隅田
インサイドセールスグループは、新規のお客さま担当と既存のお客さま担当に分かれています。前者は新規でお問い合わせをいただいたお客さまへコンタクトし、フィールドセールスへとバトンタッチする役割。私は後者の既存のお客さまを担当しています。PRAZNAのサービスを長くご利用いただけるよう、フィールドセールスと共にお客様との関係構築や課題の把握と解決などの支援を行っています。

──お客さまと長くお付き合いすることは、サブスクリプション型のサービスにとって最重要ポイントだと言えますよね。関係性構築や課題把握のポイントはどこにあるのでしょうか。

社員インタビュー 隅田
大切なのは「お客さまとの継続的なコニュニケーション」だと考えています。例えば定期的な接点を持ち、直近のセミナーやトレーニングなどの情報をお届けしています。その際に、メールの書き方や電話でのお伝えの仕方を工夫し、伝わりやすいコミュニケーションを心がけています。また何気ない会話の中にお悩みごとが隠れているので、そこを吸い上げフィールドセールスに共有し、共に早期解決へ向け動いています。こうして日頃から関係性が作られていれば、結果としてお客様が安心して長くサービスを継続いただけることに繋がると思います。
社員インタビュー

既存顧客との良い関係性が、新規顧客への情報発信につながっている

──現在の仕事の中で、別部署にいる2人の役割が影響し合うこともあるのでしょうか?

社員インタビュー 志村
セミナーなどのイベントで既存のお客さまとお会いする際に、隅田さんのすごさを感じます。既存のお客さま向けに施策を進める際にも、マーケティングの役割はお客様全体に向けて情報を発信する「面のアプローチ」がメインです。一方で隅田さんはインサイドセールスとして日頃からこまめにやり取りをしているので、セミナーで初めてお会いするお客さまからも「あなたが隅田さんなんですね」「いつもありがとうございます」と、すぐに認識していただけるんです。
社員インタビュー 隅田
会社と会社の付き合いとはいえ、最終的には人と人とのつながりが重要だと考えています。ですので、お会いしたことがない方とのメールや電話でのコミュニケーション一つひとつを大事にしています。
社員インタビュー 志村
マーケティング部の重要な活動としては「ユーザーインタビュー」もあり、隅田さんが既存のお客さまとの関係性を築いてくれていることは、インタビューを進める上でも大きな助けになっています。既存のお客さまからじっくりお話をうかがうことで、新規のお客さまへ発信する情報もブラッシュアップできていると感じます。
社員インタビュー 隅田
こうして生まれる事例は、PRAZNAにとって本当に貴重なコンテンツです。既存のお客さまからは「他社の成功事例を知りたい」という声をたくさんいただいているので、志村さんが発信してくれる事例コンテンツはとても参考になっています。

──今後はどのような活動に注力していきたいですか?

社員インタビュー 志村
OKBIZ.は、サポート業務だけでなく社内の業務効率化にもつながる可能性を持ったツールです。便利に活用していただける企業はまだまだあるはずなので、マーケティング活動にさらに力を入れていきたいと思います。
社員インタビュー 隅田
私はインサイドセールスとして、PRAZNAという新しい会社の認知度を高められるよう注力していきたいです。PRAZNA以前の時代からお付き合いいただいているお客さまへも、PRAZNAとしての新しい価値を届けていきたいと考えています。

あせらず、粘り強く、肩の力を抜いて転職活動を

──最後に、これから転職活動を始めたいと考えている方に向けて、異なる職種への転職経験があるお2人からメッセージをお願いします。

社員インタビュー 隅田
私は、転職はご縁だと思っています。私の場合は異業種へのチャレンジだったので、最初は転職活動に苦労しました。くじけそうになったこともありますが、それでもめげずに自分のことを評価してくれる会社を探し続けた結果、出会いました。自分の価値観と合う会社に出会い、仲間にも恵まれ現在に至っています。あせらず、粘り強く、自分に合う会社を探し続ける勇気も大切だと思います。
社員インタビュー 志村
私は実はPRAZNAが5社目になります。ずっとIT業界に身を置き、少しずつ職種を変えながらマーケティングにたどり着きました。その経験から言うと、あまり職種にこだわり過ぎなかったことが良かったのかもしれません。せっかく転職するなら新しいことに挑戦したいと考えるかもしれませんが、前職と全く違う業種・職種にいきなり飛び込むのではなく、同じ業界の違った職種とか、業界は変わるけれども職種は同じのように「ちょっとずつ新しいこともやっていこう」ということを意識して転職してきました。そんな風に動いてみてもいいのかなと思います。

※2022年4月1日付で株式会社PRAZNAから株式会社PKSHA Communication(パークシャ・コミュニケーション)へ社名変更いたしました。
※入社年月日、社歴は会社分割前からの通年で記載しています。
※取材は換気を行いながら、十分な距離を保った上で行なっています。

取材・執筆:多田慎介
撮影:尾木司